GeneXusへの想い【第3部】

GeneXusへの想い

当社代表の樋山が、いかにGeneXusと出会い、
どのような思いでお客様へお勧めするか、ご一読いただけましたら幸いです。

【第3部】GeneXusが、そしてウイングが実現すること

【百聞は一見に如かず】

GeneXusに取り組み始めて7年、ビジネスに活用して4年経ちましたが、いまだに、GeneXusは業界の中でも知名度は低いようです。時には、多くのIT企業がGeneXusの存在を知らずにシステム開発してくれたらと思うこともあります。

しかし、良い技術であっても多くの技術者に使われることがなければ、やがて衰退してしまうという歴史もあり、悩ましいところです。

我が社はGeneXusを日本中に拡げることを進めています。前編で書いたように、顧客にとっても、技術者にとっても、IT企業にとっても良い方向に変革できるものになると考えているからです。

しかし、紙で示し、口頭で話しても同業経営者、技術者には伝わりにくいのです。今までの開発技術、開発ツールに類するものと考えられ、だからこの程度だろうとか、もしくはそんなことできるわけないと一笑され、相手にされないこともありました。

特に豊富な知識、歴々たる経験があると思っている人ほど、GeneXusのコンセプトや効果を真っ向から反対するようです。

私も7年前同じ反応でしたから仕方ありません。

逆にIT業界以外の人の方が素直に凄いと感じてもらえるようです。

人は自身で事実を見ないと、信用しないものなのです。

ご要望のある企業、技術者にはGeneXusのデモをさせていただいたり、試用していただけ基本操作については半日の講習を受講することが有効です。

【GeneXusのノウハウを機密にするか、公開するか】

二年程前、GeneXusによるシステム開発も十数件開発した中、もっとGeneXusによる開発生産性をあげることができるのではないかと社内の技術者が考え始めました。

以前使った部品などを利用することや、失敗事例や困難な状況からの解決方法、多勢の技術者で開発する方法などのノウハウが蓄積されて、社内で活用してきました。

そのころ、ユーザの情報システム部門から、更にGeneXusによる開発生産性を向上させるために開発ノウハウを提供、公開して欲しいとの依頼も届き始めました。

さて、どうすべきか?

営業と開発で協議を繰り返しました。このノウハウは売り物ではなく、当社のGeneXus開発での優位性を確保するためのものであり、これを販売したら、我々の優位性が無くなるという声が多かったと思います。

このノウハウを活用すると、GeneXusですぐに生産性の高い開発が可能となり、技術習得のための学習用教材にもなるため、大きな開発コスト削減メリットがあるというものです。

最終判断はGeneXusを日本国中に広めていこうということでした。

当社のノウハウを活用してもらい、GeneXusの良さを導入段階で苦労を少なく感じてもらう。
そのために販売していこうという方針になりました。

現在、GeneXus Ver.10のための開発コア・パッケージ「GeneXus System Template」(GST)として販売し、GeneXusで開発を始めるITベンダ、ITユーザにお使いいただいています。

GSTでは、業務サンプル、技術サンプル、部品が入ったGeneXusのナレッジと300ページ程度の技術解説書を提供しています。

GeneXusの良さは分かっても、どうやってGeneXusを始めるかイメージが付かないこともありますが、GSTを見てGeneXusで開発が進められると感じていただけることも多いです。

GSTが、我々が目指す「日本中にGeneXusを広める」という中での一つの役割を果していると安堵しています。

この内容をこの価格で販売するのはもったいないとか、会社のノウハウを社外に提供するのは戦略が間違っているとよく言われます。

しかし、私たちは、更にGeneXusの研究と開発を通して、更なる生産性向上と容易な開発方法のためのノウハウを蓄積していくことが重要であろうと考えています。

【短期開発こそ価値がありますよ】

ITシステムはなぜ必要なのでしょうか。経営ビジョン達成や経営戦略実施の支援など経営活動を進めていくためにコンピュータによるシステム化が求められています。

しかし、昨今のようにグローバルな経済環境の変化で、企業の経営戦略も一年経たずして、戦略の変更見直しが随時行なわれる状況です。

既存の多くのシステム開発では、各工程に職種の異なる技術者がいて、大量のドキュメント、プログラムを作りながら、システム開発を進めてきました。

欲しい、必要という機能を盛り込んでしまうと必然と長期間、多くの技術者が関わるようになります。

既存の開発手法と同じでは、要求仕様を作成した時点から開発が終わった時には、経営外部環境が激変していて、開発したシステムが使えないかもしれない。そんな無駄を生むリスクがあります。

また、システム導入までの期間が長いということは戦略の実行が不充分な状況が長く続くことであり、企業が得られたい利益が得られないことになります。

企業経営者としては 一刻も早く開発、運用してくれという気持ちでしょう。独自の経営戦略を考える企業にとって、定型の業務パッケージソフトをカスタマイズしても時間がかかることもあります。

オーダーメイドのシステムを短期間で開発、運用することは 戦略実現のために必要なことであり、それが企業の利益を創出することとなり、システムの価値判断につながると思うのです。

企業にとってそのシステムの価値が高いということは、開発料金も高くなることにつながるのですが、日本企業の経営状況を考えると今は強く言えないですね。

まずは、企業の経営者、幹部、社員が力を合わせ、経営環境に対応した経営活動に変革させることであると思います。

そのような独自の経営戦略を実現したいユーザ企業を私たちはGeneXusという武器で応援していきたい。

【ITユーザ内製化の勧め】

「スピード経営」という言葉をよく聞くようになり、ITの視点から考えました。経営戦略策定のあと戦略実現を支えるコンピュータシステムの短期導入の方法はいろいろ考えられています。

パッケージソフトの適用、SaaS業務アプリケーションの活用、自動生成によるシステム開発、海外での大量の技術者による開発などそれぞれのメリットがあります。

しかし、課題は短期開発及び導入を果たしても、戦略変更や組織統廃合などその後の運用におけるシステム変更をいかに迅速に行い稼働させるかということです。ユーザがシステム変更を自身で行うことにより、アウトソーシングする時間を省くことができます。

変更依頼の資料作成、打合せ、見積依頼金額交渉などシステム変更作業の時間以上に多くの時間が費やされ、システム変更が遅れれば、企業の利益は失われていきます。

戦略の変更に早くシステムを対応させていくことが経営のスピードを高めます。

時間の短縮とITコスト削減のために、軽度のシステム変更はユーザ自身で内製化することが最適だと考えています。

通常、システム変更するにはプログラムそのものを変更する必要がありました。データ項目の追加、桁数変更、処理ロジック変更などが他のプログラムに影響を与えるか調査し、変更を行いました。

その作業は煩雑であり、調査漏れ、プログラム修正忘れが運用で障害を発生させる1つの原因となりました。GeneXusでは変更の内容により、影響が起きるプログラムなどを自動修正してくれるので、ユーザでも対応することが容易になりました。

ウイングのユーザでも内製化により成果を上げています。

「あー、ITベンダーの仕事が少なくなっていくなあ」と思いながらも、顧客の利益を創ることと考えて「内製化」をお勧めしているところです。

【GeneXusはさらに開発のスピードを上げる!!】

一ヶ月前のこと、技術者からGeneXusによるシステム開発でこのようなことができる目途がついたと説明を受け、実際にプログラムを自動生成している状況をみて仰天した。

8年前にGeneXusを見て驚いたときに近い感動であった。

それはシステムで必要な入出力とそれに必要な機能をパターン化し(例えば単票入力、明細入力、照会、一覧帳票、一括更新、ファイルアップロード、ダウンロードなど)データモデルをベースに入出力機能をパターンに沿って自動生成するというものであった。

業務システムの内容により異なるが、一般にシステムを構成する機能の50~80%があるパターンに振り分けることができるでしょう。

仮に500本の機能で構成されるシステムであれば250から400本程度がパターン化でき、機能固有の業務仕様を除く部分を自動的に生成することが可能となります。

これで開発という作業が極端に短縮できます。早くシステムを構築、運用することは経営戦略の具現化を短期間にできることにつながり、ITユーザの利益を早く創出できる可能性を高めます。

ウイングの経営理念「お客様の欲しいを創造し、・・」の表れであり、推進してくれたウイング社員を誇りに思っています。また、SIベンダーも応援したいと思っています。

従来の開発方法では競争に勝てないというSIベンダーにこの技術、ノウハウを活用していただき、ウイングはそれを支援できると考えています。

株式会社ウイング
代表取締役 樋山 証一

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