GeneXusへの想い【第2部】

GeneXusへの想い

当社代表の樋山が、いかにGeneXusと出会い、
どのような思いでお客様へお勧めするか、ご一読いただけましたら幸いです。

【第2部】日本のIT業界でGeneXusを活かす!

【IT業界は7Kか? 学生の眼をIT業界に向けさせたい】

数年前から 学生の就職先にIT業界を敬遠する動きが目立ってきました。

最初は3Kと言われていたが、ついには7Kとか11Kとかとも言われ、ますますこの業界は疎んじられるようになってしまいました。

このままではアジア諸国の技術者にお願いしないと日本企業のシステム構築はできないのではないかと思うほどです。いろいろな要因はあるかと思いますが、やはり残業時間が多すぎるということが一番の問題でしょうか。

自分のやる仕事があることを喜びなさいとついつい若者に言いたくなりますが、本当に正面向かって言ってもどのくらいの若者が解ってくれるでしょうか。

ITが多岐に及び、新しい技術知識が波のように押し寄せ、顧客の要望も増え続け、これらに対応している限りは最終電車の時刻を気にしながら夜遅くまで仕事し続けないといけないでしょう。

私はシステムエンジニア、システムコンサルタントという職種を昔のようにやりがいの感じられる仕事にしたいと考えています。

弁護士がお客様企業の経営トップ・幹部の方々に、法律を通じて経営を支援するように、我々システムエンジニアもITを通してお客様企業の経営者と直接、語り合い、価値提供するようになりたい。そのような仕事をさせたい。GeneXusを活用することで、それができるのではないか、と考えました。

技術的側面はGeneXusに任せて、お客様企業の経営方針戦略を聞き、それを支える提案ができるようになるようにしたい。お客様企業の経営者、幹部から直接相談したいと若いシステムエンジニアに声がかけられたとき、どのくらいやりがいを感じるだろうか。

お客様に誉められ、そして頼りにされたときに 技術者は大いに成長するのではないでしょうか。
日本のためにも若い学生がIT業界に眼を向けてくれるようにすることが、業界の経営者の責任でもあるのです。

【脱オフショア 日本のSEのやるべきこと】

数年前まで、システム開発コストを削減しようと、開発下流工程を中国などのアジア諸国のIT企業に依頼する傾向が増えてきました。その前は日本国内の地方にあるSE企業に開発を委託していましたが、国内の委託単価が上がってきたことや開発パワーが不足してきたことが要因で 海外にシフトしてきました。これ自体は経営の選択であるので、良い悪いはありません。

私も十年ほど前に中国ハルピンの大学を視察しました。その大学の中の数百人は入ろうかという大きな教室で、学生がパソコンを前に必死に技術を学んでいたことを思い出します。

ハングリーな青年たちが、技術者人口も多い中には優秀な人もいるだろう、このままでは日本の甘やかされて育った若い技術者は太刀打ちできない。そして、日本の中小IT企業はいずれ技術力や開発パワーで中国、インドをはじめとするアジア諸国の企業に敗れてしまうだろうと感じました。

しかし、GeneXusを知ったことで、少しの望みが出てきたと感じました。日本の中小IT企業が海外の大手IT企業より優位な条件がある。

それは日本のお客様企業の傍にいることだ、そして、お客様企業の経営者と直接話をして、経営方針を聞き、肌で課題問題を一緒に考え、ソリューションできることに他ならない。

お客様の要件分析で得られた設計情報をGeneXusに入力して、システムを自動生成されたものをお客様に確認し、更なる要望を聞き、システムの完成度をあげていければ良い。このためにはお客様の近くにずっといられることが便利なはず。

日本のIT企業が生き残るために GeneXusは有効に作用するはずです。

そして、私は日本のSEにこう呼びかけたい。

IT技術に邁進することも当然重要なのは理解していますが、お客様の声を聞き、戦略を支えるシステムを通して、課題解決することが最も重要なことなんだよ。決して、誰かが作成した設計書に基づき、プログラミング・テストのみすることでは技術者個人も生き残れないよ、と。

【シルバー世代SEを再び輝かせる】

IT業界ではプログラマー35歳説などという言葉もありました。力作業ということで体力限界もあるでしょうし、この十数年は新しいITが多く出現し、多忙な現場の仕事をしながら新しい知識や技術を習得することは難しくなっていくことでしょう。かくいう私も汎用大型コンピュータやオフコンでのSEはなんとかついていけたものの、クライアントサーバの開発では、開発をしようと思っても現場からは足手まとい扱いされ、管理や受注営業をやるはめになりました。

しかし、技術者の多くが40歳後半、50歳代を過ぎてから営業や管理者に能力を変えるのは難しいというのが現状です。もちろん、60歳になってもプログラミングを若い人以上の高生産性でできる人や管理者や営業で高い成果を上げる人もいますが、これは一部で、しだいに若い人たちに仕事の重要な部分をとられていくようです。

GeneXusはシルバー世代の技術者であっても、今まで業務ノウハウでお客様と話ができ、業務ルールの記述やGeneXusの操作を覚えれば、これからのITに対応するソフトウェア言語やOSで稼働するシステムが作れます。

50歳代といっても未成年の子供をかかえたり、家庭環境を考えるともうひと踏ん張り頑張らねばならぬ人もいることでしょう。

もう、システム開発はできないとあきらめないで、今まで培った能力、ノウハウを使って仕事に取り組みましょう。

貴方がたが日本の高度成長を支えてきた人たちであり、日本の財産なのですから。

気持ちがあれば再び輝くことができる、その手段がGeneXusになればと考えています。

【三年の研究期間】

GeneXusでシステム開発をしていこうと決断しましたが、当初はいばらの道でした。技術者も半信半疑であり、心の奥底では本当にGeneXusで業務システムを構築できるのかと思っていたでしょう。実際、入社直後から眼をかけていた技術者がjavaをやりたいと言って退職したこともありました。

プログラム、ソフトウェアというレベルであれば開発できるとしても、日本企業が納得できるまでの業務システムがGeneXusで本当に開発できるのだろうか。

日本語マニュアルもなく、国内での事例実績もほとんどありませんでした。また、大手企業と違い、今日明日の生活のために仕事をしている状況の中で、研究といわれるほどの資金的余裕や技術者を割く余裕もなく、とにかく受注したシステムをGeneXusで開発してみようと決断しました。

少しずつ開発に取り組むことで、戸惑っていた技術者がだんだんGeneXusにのめり込み、開発ノウハウが少しずつ蓄積されてきました。GeneXusでシステム構築が「できるかもしれない」という雰囲気から、「できるのではないか」、「できそうだ」と月を経るごとに期待感が高まってきました。

新潟日報さんに記事を書いてもらい、GeneXusという開発ツールで今までのシステム開発を変革するというテーマでセミナーを開きました。今から5年前のことです。

二十名ほどの企業の方が集まっていただきました。義理で参加いただいた方もいました。しかし、実績がありませんでしたので、説明する私たちも参加された企業の方も雲をつかむような話だったと思います。このセミナー参加企業からはGeneXusで開発したいという声はありませんでした。

貴重な時間を使って聞いていただいただけでも感謝の気持ちでした。

しばらくして、知人である自動車部品販売の企業から販売管理システムを構築したいと話がありました。絶好の機会です。

しかし、限られた期間、予算の中でGeneXusでできるだろうか、社内でも安全策として今まで実績のある開発技術でシステム開発したほうがよいという意見も多くありました。最後には技術者を信じ、お客様を説得し、うまくいかなかった時の対策と覚悟を決めて、GeneXusでやろうと決断しました。

開発、導入、運用までにいろいろな課題問題が発生しましたが、このシステムは現在でもお客様の基幹システムとして稼働しています。

【レガシーシステムを救おう】

「2000年問題」と云われたITによる社会問題が起きたことがありました。2000年になった瞬間に企業のコンピュータシステムの誤作動のみならず、社会インフラにも異常をきたすのではないかと不安の中で過ごしました。

限られた時間の中でシステム改修を行ったり、改修が困難とされたシステムは新しく再構築しましょうということになり、当時のハードウェア、OS、開発技術で開発及び運用をしました。

それから十年近く経ち、稼働しているハードウェア部品の老朽化や稼働中の障害、取引データの増加に伴う処理スピードの遅さなどの不安が起きている企業が増えてきました。

時々、システムダウンが発生し、このままうまく立ち上がらなければ企業活動がストップするというリスクもはらんでいるということも聞きます。

早急に現在のレガシーシステムを再構築しなければならない。しかし、そんなに期間をかけては経営に支障が生じてしまう。また、昨今の経済状況から今までのようにシステム投資をする資金的余裕もないという企業も多いようです。

このような問題や課題がある企業を今までの技術やノウハウで救うことは難しいと思うのです。歴史上、社会的問題が発生した時には新しい技術や道具が出てきて、人々の努力や成長を促しながら、解決してきました。

今のようなレガシーシステムを救済する良い方法の1つとして、GeneXusが世に出てきたと思うのです。関係者が日々効果的、効率的手法を改善し、そのたびに評価が高まっています。

なんとか、日本企業のレガシーシステムを早い段階で救いたいですね。

【ソフトウエア企業は独自性を持とう!!】

三十数年前から、ソフトウエア開発業界にいます。その間、ITは大きく変わってきたと思います。ハードウェアの進化があり、必要なOSができました。

ソフトウェアを開発するために、アセンブラ、COBOL、BASIC、C、C++、VB、JAVA、.netから最近ではRUBYなどが生まれてきました。

特長ある簡易言語、4GLも生まれては次の開発技術に変わられていきましたね。しかし、ITは変化しているのですが、IT企業のビジネスモデルはあまり変化していないのではないでしょうか。

技術者派遣や同業他社からの受託開発のビジネスが多く、企業が個性ある事業を展開していくための業務ノウハウ提案や技術特化の経営戦略を取る企業は少ないですね。

今までは、自分から売ろうとしなくとも仕事の情報が飛んできた業界を考えると無理もないことです。

どんな開発が得意なのですか?と問われると「何でもできます」という十年前のウイングと同じような回答をしている企業もあります。

経営の良し悪しということを言っているのではありません。リスクを減らす経営をしていることは頷けますが、元請けに依存して下請けになってしまい、自社の会社らしさや存在感を失ってはいませんか。逆に長期的視点ではリスクを起こすことになっていませんか。社員のビジネス意欲を減退させることになっていませんか。

GeneXusを活用している海外企業の話を聞くと、GeneXusで開発すると業務ナレッジができるので、業務パッケージソフトウエアして展開しているようです

顧客となる企業の規模や状況に合わせてマルチプラットフォーム対応のメリットが活かせますし、同じ業種に対し提案や導入運用していくと、付加価値を創出できるコンサルティングの能力も育ってくるのではないでしょうか。

この経済不況の中で(人口減少する日本国内を市場にしていると、今後将来にわたり長期的な好景気になることは無いと考えていますが)、企業規模拡大=売上拡大のみを目指すのではなく、強み・価値を創出して、独自性をもったビジネス展開をすることが経営の醍醐味ですし、事業コンセプトに集まってきた技術者を含む社員のモチベーションにつながると思うのです。

第3部へ

GeneXus無料説明会のお申し込みはこちら お問い合わせ